メガバンク儲けすぎとの批判
【国民の税金で復活したのに顧客への利益還元少ない】
3メガバンクを合わせた純利益はバブル期を超える約2兆4000億円。
特に三菱UFJフィナンシャルグループは前期2161億円の赤字から、純利益1兆を超え、一気に国内トップのトヨタ自動車に次ぐ利益ナンバー2の企業になった。
ただ、国民の税金=公的資金で復活した面は強い。にも関わらずATM手数料など、利用顧客に利益を還元することはしないメガバンクの体質に批判は強い。経済ジャーナリストの須田慎一郎氏は以下のように警告する。
『顧客への利益還元もなく、儲けすぎとの批判は間違っていない。各メガバンクとも給与支給額が上がっているようですが、このままズルズルと上がり続けるようなことがあってはならない。優秀な人材を採用するためには仕方ない面もあるが、他の製造業とのバランスを慎重に考えないと、バブル期のように日本経済をまた壊すことになってしまうでしょう』