個人情報漏洩で課長クラスの行員逮捕
【金融庁がみずほ銀行に改善命令】
みずほ銀行新宿西口支店の課長クラスの行員が昨年(2005年)、暴力団と関わりの深い詐欺グループに約1200件の顧客情報(顧客の氏名や口座番号など)を渡していたことが発覚し、逮捕・起訴されている。
この原因となったのは、従業員の監督体制の不備。
みずほ銀行では、個人情報保護のための社内規定が整備されていなかった。
そこで金融庁は、法令順守の徹底・顧客情報管理のあり方を再整備するための計画を提出するよう、みずほ銀行に要請。
個人情報保護法に基づく是正勧告が大手銀行に出たのは、今回のみずほ銀行が初めてである。