三菱ＵＦＪ信託銀行社長が語るコングロマリットの成果
【三菱ＵＦＪフィナンシャルグループ発足による成果】
三菱ＵＦＪ信託銀行社長
上原 治也 氏の話
成果は２つの部分に分けて考える必要がある。１つが大きな金融複合体の中での効果。もう1つが旧ＵＦＪ信託銀行と一緒になったことの効果。
初めはずいぶんぎくしゃくした。だが、旧ＵＦＪ銀行の人たちが商業銀行に加わり、『やるぞといったら徹底的にやるＵＦＪの文化』が出てきている。例えば遺言信託。一段と増やしていくのに、商業銀行の市場は期待できる。信託銀行ベースの話では、法人や年金、マーケットや国際業務に強い旧三菱信託と、手数料ビジネスに圧倒的に強い旧ＵＦＪ信託が一緒になって非常にバランスが良くなった。信託の市場がさらに広がったと考えている。