業績チェック2009.10

会社四季報2009年4集より抜粋


三菱UFJフィナンシャル・グループ
国内は融資増一巡、資金益、役務とも横ばい圏。海外は与信慎重だが、調達費低下、手数料と配当金上積み。アコム、UNBCフル連結化の一方、費用増加。与信費用高止まり。株減損消えても利益鈍調。


三井住友フィナンシャルグループ
国内資金需要鈍く、海外も慎重で資金利益は鈍化。手数料収益も回復鈍い。市場部門が稼いでカバー。前期重しの株減損軽減。銀行の与信費用も想定下回る。海外与信費用増、ノンバンク持分法損失こなす。


みずほフィナンシャルグループ
資金利益は対顧客低調を市場運用で挽回。手数料収益は国内法人向け回復も個人向け不冴え。信託苦戦。株損失(前期4000億円)なくなり、与信費用2000億円減想定で浮上だが、低位。減配。


りそなホールディングス
預貸収支は利ザヤ低下をボリューム増で補う。不動産仲介、投信販売等手数料収益底打ち。与信費用は不動産向け減っても1000億円の高止まり想定。ただ上期少なく下期次第で利益上振れ。特益ない。


住友信託銀行
利ザヤ縮小で資金益減少。信託報酬も時価連動で低水準だが、市場部門が埋める。不動産動き出し、仲介手数料底打ち。与信費用は国内外で800億円と半減、4~6月想定線。劣後債買い戻し特益。


中央三井トラスト・ホールディングス
融資増えるが利ザヤ低下で資金益横ばい。前半は市場運用でしのぐ。不動産仲介、投信販売は案件動き出し、手数料収益は後半回復へ。有証損失消え黒字に。与信費用は200億円の当初見込みで推移。


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