業績チェック2011.6

会社四季報より抜粋


三菱UFJフィナンシャル・グループ
【増 益】銀行は前上期膨らんだ債券益減も海外貸出増が貢献。証券黒字化、消費者金融の多額引当も一巡。与信費用減、株式損益改善もあり経常益増大。表記は優先株転換による負ののれん益含まず。税負担平常化。


三井住友フィナンシャルグループ
【最終減益】資金利益は国内軟調でも海外が健闘。投信販売増や海外手数料で役務利益上向き。前上期多い債券益低下。株減損の一巡や消費者金融黒字化し持分利益改善。経常益小幅増。税負担平常化で最終減益。


みずほフィナンシャルグループ
【増 益】資金利益は国内軟調だが海外貸出拡大。役務益も海外貢献。証券の改善見通しに過大感。前期多い債券益しぼみ、与信費用が平常化。株減損一巡で増益は保持。傘下企業の完全子会社化で負ののれん特益。


りそなホールディングス
【減 益】住宅ローン増加でも利ザヤ厳しく資金利益が軟調。個人向け投信や保険販売拡大、不動産業務拡大で非金利収入増やす。ただ、債券益の減少を想定。前期低かった与信費用が平常化し、経常益は反落。


三井住友トラスト・ホールディングス
【増 大】資金利益は個人向け貸出増のうえ有証利息が寄与。不動産業務拡大や投信販売増で手数料収入も堅調。株減損減少。与信費用増こなし増益。経営統合に伴う負ののれん400億円を特益で一括計上。


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