業績チェック2012.6
会社四季報より抜粋
三菱UFJフィナンシャル・グループ
【堅 調】海外法人向け融資好調で収益積み上げ。国内法人向けも資金需要動き漸増。個人向けは消費者金融底打ち。与信費用横ばい。債券売買益は市場次第。純益上振れも。ただ負ののれん益2906億円消える。
三井住友フィナンシャルグループ
【上向き】海外は事業性貸出金増加、資金利益、手数料収益とも稼ぐ。国内は資金利益足踏みも手数料収益堅調。消費者金融の赤字消える。引当金は戻りが減るが、市場運用500億円減と慎重視、利益前年並みも。
みずほフィナンシャルグループ
【道半ば】資金利益は海外堅調、国内も底入れ。手数料収益が内外で増勢維持。ただ、市場運用反落に与信費用は引当金の戻り減り増加。証券の巨額赤字消えるが、会社純益計画過大。負ののれん益消え、法人税納税。
りそなホールディングス
【納税復帰】貸出金は住宅ローン続伸、法人向けも反転。ただ、利ザヤ縮小で資金益弱含み。役務利益も横ばいが精いっぱい。一般貸倒引当金の戻り減り、与信費用やや増加の420億円。法人税開始で最終平常化。
三井住友トラスト・ホールディングス
【実質横ばい】震災の影響脱し、不動産仲介手数料底打ち。投信・保険販売健闘。資金益も利ザヤ縮小をボリュームで補う。債券売買を慎重視。純益上振れも。負ののれん益434億円消え、会計上の合併差益縮小。